コロナ帰国 東京は今日も雨だった・・・

帰国して、そろそろ3週間が経過します。

帰国便には約30名が同乗し、羽田空港到着後は、すぐPCR検査に回されました。順番で呼ばれると、説明時間を入れても1分程度で終了します。近郊に自宅がある場合は、検査結果を待たずにハイヤーなどで帰宅できますが、筆者は、なぜか結果待ちの人たちが待機する場所に誘導され、無駄な時間を過ごしましたから、様子が変なときは、すぐに職員さんに尋ねた方がいいと思います。

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綿棒を細長くしたような管を鼻の奥に入れて、くりくりと回す
鼻炎などがある人には辛いようで、しきりと、くしゃみをしている人がいた
到着後30分ほどで終了
ハイヤーや迎えに来る人との待ち合わせ時間までは、そこで待機するよう要請される


自宅では、母や、4月に母の世話をするために帰国した娘が迎えてくれました。おそらく長期になるであろう日本滞在がいよいよ始まりました。

母の相手をずっとしてると疲れてしまいますから、二日目からは動画を検索してテレビに繋ぎ、母が好きな演歌や歌謡曲を見てもらっています。最近のお気に入りは、三山ひろしさんと純烈です。

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全国の銭湯を回って1枚ずつCDを売り、一昨年ついに紅白出場
おばあちゃんたちから、圧倒的な支持を受けている


しばらく見ていると、母がこう尋ねてきました。
「純烈のコンサートは、わたしら行ったことあったかね?」
「去年、2回行ったよ」
「今年も行きたい」
「今年は、無理だ」
「(彼らは)職を失ったのか?」
「まあ、そんなもんだ」

母は、いまひとつコロナ騒動を理解していないようで、いちいち説明するのも面倒ですから差し障りのない部分は、さらりと流します。しばらくすると、
「純烈のコンサートは、行ったことあるかねえ?」
「去年、2回行った」
「今年も行きたい」
「今年は、無理だ」
「人気がなくなったのか?」
「まあ、そんなもんだ」
さっきと、ほとんど変わらぬ内容の会話が続き、また、しばらくすると、

「純烈のコンサートは、まだ行ったことないねえ?」
「去年、2回行った」
「今年も行きたい」
「今年は、無理だ」
「なにか、しくじったのか?」
「まあ、そんなもんだ」

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センターヴォーカルの白川裕二郎さん
母と様々なコンサートに行くようになって、もう3年ほどになるが、
あれだけ熱を上げていた福田こうへいさんの話が最近まったく出ない
女は年齢に関係なく、信用できない(?)


同じやり取りを、この後も数回繰り返すことになり、そうこうしてるうちに、先ほどまで眠そうにしてた母の目が、だんだんと輝きはじめ、今度はいっこうに寝てくれません。

「そろそろ眠いでしょ、寝ようか」
「いいや、ぜんぜん眠くない」
「あんまり夜更かしするのも体に障るから寝よう」
「いいや、まだ11時だ(いったい何時まで起きてるつもりだ・・・)」
純烈見てるうちに、生き返って(?)しまったようです。娘が一緒にいるからまだいいようなものの、どちらが母の相手をするかで譲り合い、押し付け合いが始まり、最後はジャンケンして、負けるとガックリうなだれます。

「タイでも純烈は、有名なんでしょ?」
「いや、日本でも、一部のおばあちゃんたちしか知らないから、誰も知らないと思う」
「じゃあ、何が流行っているの?」
「今は、何も流行ってない・・・というか、流行らせちゃダメな世の中だ。タイでも、日本でも、シーンと静かに日々を送って、感動も、興奮も、させちゃいけない時代になった」
あと何年生きられるかわからない年寄りに、こんな生活をさせていていいんだろうかと思いつつ、番組をテレビに切り替えると、こんなCMをやっていました。


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人生100年時代、
あれもやりたい、これもやりたい、足りるかなあ、お金・・・

足りないのは、はたしてカネなのか?


筆者の父は、死ぬ3年前から認知症でした。ああなってしまうと、過去の暮らしっぷりがどうだったとか、どんな地位に就いていたか、今いくら持っているかなど、何の意味もありません。帝国海軍の栄光も、医師としての尊厳も、木っ端みじんに崩れ落ちて、ただの死を待つ老人、それ以外の何者でもありません。

母も、だんだんと似た状態になりつつあり、つい最近までできていたことをやれない、やろうとしない、昨日は普通だったのに、今日はどうも変だ、曜日も、日にちも、ゴミ出しもぐちゃぐちゃ、お腹がすいたというので用意すると、お腹いっぱいと言っている・・・どれもこれも筆者の手には負えず、励まして、煽てて、注意して、怒って、言い合いになって、最後は傍観する・・・80歳を超えた年寄りとの同居は、無力な自分との戦いでもあるわけです。筆者の目には、砂時計の底から、どんどん砂がこぼれ落ちていくようにも感じられ、いよいよ寿命が迫りつつある母と、真正面から向き合わねばならないかと思うと、心にどんよりと暗雲が立ち込めてくるわけです。

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最後は悟りを開くのみ
人間、諦めが肝心だ
合掌

それにしても寒い、寒すぎる!
しかも、帰国翌日からずっと雨で、5年前の7月に父が他界したときの猛暑が嘘のような毎日です。先週は、とうとう暖房を入れました。しかし、街の様子は、3月に帰国したときと、一見したところ、ほとんど変化が見られません。つぶれたお店も見当たらず、倒れていく一部の人たちを踏み台にして、このまま少しずつ「回復」となるのか、目に見えない打撃が深く浸透して、いずれはパトンビーチのように誰の目にもはっきりとわかる惨状を見せることになるのかはわかりませんが、なんとも言いようのない不思議な静けさ(?)に包まれています。

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先週まで大雨&洪水がトップニュースだった
報道がコロナから離れたのは、今年初?

フィットネスクラブにも見学に行きました。パトンビーチのジムも同様でしたが、日中の様子を見る限り、家賃を三分の一くらいにしてもらわないと、やっていけないように思います。コアな利用者はガラガラの室内で快適に(?)トレーニングしている一方で、新規入会者やビジター利用がなく、利益を生み出す「おいしい部分」を失って、他人事ながら心配になります。

しかし、報道番組やワイドショーなどでは、そんな事実はさらりと流して、Go To キャンペーンに異議ありといった類のものばかりです。ようやく緊急事態宣言が解除されたというのに、「自粛せよ」「まだ危ない」の連発で、この様子だと観光・娯楽関連や、不要不急ビジネスは、とっとと諦めなさいということになるんじゃないでしょうか。今後も最低半年くらいは、「こんな調子」なのは間違いなく(半年なら御の字?)、これを覆すには、よほどの酷い状況=新宿・渋谷がシャッター街になるなどしない限り無理なように思えます。


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都知事選が終わり、またまた出てきた小池さん
個人や民間の予防努力が信じられず、全部行政で仕切りたいようだ


今後の生き方も、少しずつ決めていかねばなりません。
タイでは、感染者をゼロにすることに、はたして意味があるんだろうかと思っていましたが、東京には一定数の感染者はいるわけで、なにかをやるたびに、どこかに行くたびに、やはり常に頭をよぎります。筆者と娘はともかく、高齢の母と同居している以上、家にウイルスを持ち込むわけにはいかず、四六時中、感染防止を意識して生活するのは正直つかれますから、タイ国政府が国民の反対を押し切って、他国からの入国者を受け入れるには、相当な政治決断が必要だと改めて感じました。

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感染者ゼロは達成したものの、出口の見えないプラユット首相
タイのトラベルバブルは延期されそうな情勢で、
当分の間、入国規制は解除されない可能性が濃厚だ


プーケットのような観光地で暮らしていると、一般的には遊んでいるように思われがちですが、朝7時に起床して犬の散歩や、その日の予定、メールなどを確認した後、11時か、12時ごろ食材を買いに出かけ、夕方6時からお店に出て、他の仕事や用事は、その合間に押し込むようなスタイルでした。この鉄板スケジュール延々と繰り返します。年に2度ほど、日本人会の外せない行事以外は、他県に行くか、帰国するときを除いて、すべての用事に優先させていましたから、いつも時間に追われていました。

みんなが遊んでいるときに働く・・・は、日本でもタイでも、筆者のような末端の商人なら当たり前ですが、なんというか、心に余裕がありません。夕方、お店に出る時間が近づいてくると緊張が高まり、「よーっし、今日も出番だー」と気合を入れてからの仕事は、飲食店というよりドサ回りの旅役者に近く、営業というよりも、興行のつもりでこれまでやってきました。今後どんな仕事をするかは、まだわかりませんが、「ゆっくり」「のんびり」「時間がいっぱい」は、人生の残り時間を考えれば、外したくない条件です。

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おじいちゃん、おばあちゃん、
本日も、ご来店ありがとうございます
お客様は神様でございますー
って感じ?


昔を懐かしんで、そこにしがみついていても、ろくなことにはなりません。父が死んだあと遺品を整理していたら、第一線を退いた後の名刺が出てきました。再就職先の地位は悪くなく、むしろ十分すぎるほどの配慮が感じられましたが、それを押しのけて、以前の肩書き「元」を付けて名乗っていました。過去が忘れられず、頭の切り替えができなかったのでしょう。父は、再就職して83歳まで働けたおかげで死ぬまで金には困りませんでしたが、引退後は社会との接点がなくなり完全に孤立して、介護に来てくれたヘルパーさんに悪態つきながら(?)余生を送っていました。

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栄光があった人も、なかった人も、
過去に執着した余生は見苦しい

人生は、まだ先がある
人としての真価を見出すのは、これからだ

そういうことにならないために、いや、そうなる時期を少しでも遅らせるためにも、どうやって社会との接点を持ち続けるか、自分のできる範囲内で社会活動に参加していくか、カネの心配も必要ですが、より大切なのはそこであり、孤高の老後などないと、はっきり言いきれると思います。

幸いにも(?)プーケットを訪れる外国人観光客が皆無の状況下では、「こんなところで、ブラブラしていていいんだろうか」という焦りは、ほとんど感じることはなく、少しずつ自分のできることをやっていこうと考えています。

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果報は寝て待て・・・


はたして、プーケットに帰れる日は来るんでしょうか・・・。

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合掌





さらばプーケット コロナはこう収束する? 

6月17日、厚生労働省は、6月1日~7日に行われた20歳以上の住民7950人を対象とした抗体検査の結果を発表しました。陽性率は、以下の通りです。

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東京では、1971人中2人しか抗体をもっておらず、
ソフトバンクの調査は、全国の社員や取引先など44066人を対象とし、
東大の調査では、1000人中7人が陽性反応

これを世界の主要国と比較すれば、
米国(ニューヨーク、5月3日発表)は、15000人を対象とし、陽性率は、12.3%
英国(ロンドン、5月22日発表)は、17%
ドイツ(初期の流行地ガンゲルト、5月4日発表)は、15%で、そこから算定される致死率は、これまで言われていた数字の10分の一にあたる0.37%になるということです。
スペイン(全国、5月13日発表)は、6万人を対象とし、5%で、
日本が突出して低い数字となっています。

2月末から大騒ぎしていた割には、驚くほど低い数字で、山形大の病院検査部・森兼啓太部長は、「国内の感染状況から見て当り前の結果であり、ほとんど解釈できない数字」という談話を発表しています。ここ数年、安倍首相の嘘や、官僚、大企業の公文書改ざん&データ偽装が常態化してますから、数字の信ぴょう性には疑問符が付くものの、勇気を出して(?)信じるとすれば、検査結果からは、

何らかの理由で日本人は欧米人と比べ感染しにくい
・日本人には、抗体もできないほど軽微な影響しかない
・日本で流行ったウイルスは、たまたま弱毒性だった・・・、
といった可能性が浮かび上がってきます。

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NYなど欧米の状況と日本では、なぜこうも差が出るのか・・・

それが生活習慣によるものなのか、過去のワクチン接種や体質によるものなのかは、まだわかりませんが、筆者は、コロナが流行り始めた初期の段階から一貫して、「オレには、うつらないよ」「うつっても、死なないよ」と妙な自信がありました。その根拠はなんだと問われれば、「刑事の勘というやつだ」としか(はあ?)答えようがありませんが、コロナ恐くない説を唱える人の多くが本能的に「何か」を感じていたのではないでしょうか。

2月頃、感染経路は「濃厚接触」と初めて聞いたときは、かなりスケベな接触(〇わる、〇れる、〇める、〇じくる?)なのかと思いましたが、もしかしたら、それも当たっていたのかもしれません。

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濃厚な接触?
ムフフフフ・・・・・

そんな中、日本大学の桑原正靖教授らが新たに考案した検査法が実用に向けて動き出しました。6月22日付日本経済新聞によると、桑原教授の考案したSATIC法は、95度で約2分間加熱した唾液を試薬に入れると、陽性の場合は20~25分で変色するといい、目視で感染の有無を判定できるということです。これまで3~5時間かかり、練度の高い技師が必要とされたPCR検査と比べ、誰でも簡単に検査が可能になるということです。

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これが実用化されれば、検査数は大幅に上昇し、空港で長時間待つことなく入国可能となるかもしれません。今後の見通しはずいぶん明るくなると思います。ただし、ライセンス契約の相手である塩野義製薬は、3月にも同じ日経新聞に、「10分で測定可能な新検査キット発売へ」と期待を持たせ、よく読んでみると、「中国企業から輸入」とあって、その後の報道はピタリと止みましたから、今回は大丈夫なんでしょうか。

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こちらは、わずか10分で判定ということでしたが、
その後どうなっちゃったんだ?

当地では空港封鎖がようやく解除されて、長女は夫と息子の待つドイツへ、筆者は、最後の任務と挨拶を兼ねて、奥さんと二人、バンコクにお別れ旅行(?)に行ってきました。ちなみに娘はドイツ国籍も持っていますから、隔離なしで入国できるということです。

プーケット空港では、コロナ対策用の職員さんが各所に配置されてアプリの登録がどうたらと、ちょっと物々しい雰囲気でしたが、ドンムアン空港では、普段とあまり変わらぬ様子で、在住者曰く、ロックダウン中も、内は自由に動け、事情を話せば県外への移動も可能だったということです。バンコクは、普段から戒厳令慣れ(?)してますから、またいつものやつね、へいへいわかりやした・・・という感じなんでしょうか。

どこに行っても道路が空いています。
渋滞アリ地獄の中華街ヤワラー通りでも、ちょっと車が詰まる程度で、それ以外の道ならスイスイ走れ、プーケット同様、コロナがもたらした大きなメリットの一つなのかもしれません。観光関連でない、収入に響いていない人たちにとっては今のところ、コロナも悪くねえや、という意識があるんじゃないでしょうか。

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ゴールドラッシュ!
中華街ヤワラーでの金購入が筆者タイでの最後の仕事
留守の間、食うに困ったら、少しずつ換金して生き延びてちょうだい

宿泊は、プロモーション価格で一泊1000Bほどと非常に割安です。娘に教えてもらったシーフード屋台で生のカニとエビのナンプラー漬けを、たっぷりと買い込んで、奥さんと二人、ホテルの部屋で、最後の晩餐(?)を楽しみました。プーケットに置いてきた仕事もなく、ゆっくり落ち着いたひと時で、娘や孫たちと一緒に来れる日は、はたして、いつになるのでしょうか。

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人気の露天商で、午後4時半には売り切って閉店となります

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酒とシーフードで、ああ幸せー!

そして、いよいよ帰国です。
タイの入国者への14日間隔離ルール(指定のホテルを有料で使用し、部屋から一歩も出れず=監獄と同じ?)は、場合によっては数年続くかもしれず、そうなれば、よっぽど重大な用事でなければ戻ってこれないだろう・・・と諦めていますが、そういう筆者も、最初から悲観的な見方をしていたわけではありませんでした。

3月末から始まったタイ王国のロックダウンは、4月、5月と、どんどん感染者数が減っていく中でも、いっこうに解除される気配はなく、「もしかしたら、ゼロを目指しているのか・・・」と心配になったのが最初でした。いったんゼロにしてしまえば、出口戦略の見通しがまるで立たなくなるからです。

感染者が数十人出ても、欧米と比べたら物の数ではなく、日本のように「まだ大丈夫」と言い張るのは、それほど無理な主張とは思えません。しかし、
ゼロという数字に拘っている限り一人でも感染者が出れば、大騒ぎになるのは間違いなく5人も出ようものなら、「すぐにロックダウンを再開しろ」という声が至る所で上がって、すべてが振出しに戻ってしまうでしょう。ゼロという数字には、それ以外の評価をすべて封じてしまう重さがあり、そこに意義を認めている政府や一般の人たちを見て、こりゃあ、ヤバいことになったと思いました。

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封鎖直前のプーケット空港(4月初旬)
ほとんど人はいないが、これでも一応稼働していた

タイに限らず、「コロナは恐い」「なにがなんでも恐い」と声高に叫ぶ人たちを黙らせるには、圧倒的多数の反対意見で包囲する以外なく、在住歴27年の経験で言えば、基本恐がりのタイ人は、そうはならないでしょう。

ところが、今回バンコクに行き、けっこう緩くやっている様子を見て、古き良き、アバウトなタイがまだ生きていると大いに勇気づけられました。やっぱり、タイとタイ人は、こうじゃなきゃあいけません。プーッケト日本人会でも、「そのうちタイ国政府も(ゼロを)諦めて、方針転換しますよ」という楽観論もあるのですが、ここまで踏み込んでしまったゼロ政策を、どうやって変更するつもりなのでしょうか。

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既に一か月以上ゼロが続いているが、非常事態宣言は継続へ
また、最近テレビでやたら「NEW NORMAL」という言葉を使い始めた
このまま、ずっと引っ張る気なのでは?

そもそもデータは、とりようによっていくらでも解釈が違ってきます。先に挙げた日本の抗体検査結果も、普通なら「コロナ恐るるに足らず」「これからは自由に行動しよう」となるはずなのに、「いや、第二波は、さらに恐ろしいはず」と、どのコメンテーターも根拠を示さず、結論ありき(?)の論調でまとめようとしています(強毒化の可能性も確かにありますが、現時点では?)。

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「この〇〇ーっ!」で失脚した豊田真由子さんが最近大活躍
隣の人の頭髪が微妙だが、
今度こそ、しくじらずに頑張ってほしい

また、ガンで死んでも、脳梗塞でも、コロナウイルスに感染していさえすれば、「コロナで死亡」にされてしまうようで、なら思考を逆転させて、コロナで死んでも、他に疾患があれば、そっちで死んだことにすれば、死者数に関してはゼロが維持できます。医学を専門に学んだ人なら「それなりの病名」は簡単につけられるでしょう。

感染者数に関しては、陽性反応が出た人を「未確定」ということにして(なにが何でも判定しない)隔離すれば、一件落着です。日本では検査数が少なすぎると散々批判されてきましたが、もしかしたら政府の高等戦術だったのかもしれません。これで、死者ゼロ、感染者ゼロ(未確定者多数)となり、すべて丸く収まって(?)入国規制解除を決断・継続できると思います(ホントか?)。

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おーっと、スワンナプーム第7レース、
TG661便で、2名に審議の青ランプがー

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で、このまま確定させず、隔離施設へ
早く確定させろーっ、と騒ぐ人がいたら、
軍事政権が強権発動し、監獄へ
これで、すべて丸く収まる・・・はず?

日本ではこれまで、経済優先で厳しい規制措置は取りたくなかった安倍さんを、「どうして緊急事態宣言を発令しないのか」と各地の首長やマスコミが突き上げた結果、やる必要があったか甚だ疑問だった強権的な自粛要請を出してしまいましたが、ここは考えどころだと思います。

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「排除します」の小池さんに目をつけられたら、
その業種は終わり?

巷では、安倍政権いよいよ終わる説が濃厚な中で、ここは安倍さんに開き直っていただいて、「抗体検査結果を見る限り、我が国においては、過剰な自粛は必要ないと判断しました」と宣言してもらい、その裏付けとなる資料の根拠が乏しい場合は、森友、加計、桜などで培った公文書偽造や改ざん、データ偽装などのテクニックを総動員すれば乗り切れると思います。散々国会を空転させてきた「実力」は、こういう時こそ発揮すべきで、安倍さんが8年間についてきた嘘は、それですべてチャラにします。

ついでにタイ国政府にも、その手法を細かく伝授していただき、安倍さんには、両国民がコロナのことを忘れるまで、このまま首相の地位に留まっていただきたいと思います。

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8年間の集大成として、
一世一代の大ウソ・・・じゃなかった新解釈を駆使し、
脱コロナで世界をリードしてほしい
歴史に名を残す、最後のチャンスだぞ、安倍さんー

最近の日課である山歩きは、ひと山超えたトリタラン・ビーチまで行って戻ってくるコースで、往復2時間足らずの途中かなりきつい坂のある、なかなかハードなコースです。

今はきれいに舗装されていますが、移り住んだ頃はボコボコの荒れ道で、家族でバーベキューを楽しんだ帰り道、雨に降られて路面が濡れたため、坂を上れず往生したことがありました。途方に暮れていたら、象と象使いのお兄ちゃんが通りかかり(なんで、あそこにいたんだろうか・・・)、鎖で坂の上まで引っ張り上げられ助かったことがあります。

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魔のスロープも、今はきれいに舗装されてファミリーマートまである

そんな数々の思い出のあるパトンビーチを、明日いったん離れます。
はたして、いつ戻ってこれるでしょうか・・・。

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プーケットからようやく出られ・・・ 酒と泪と山本太郎?

ハジャイに行ってきました。
しかし、出発直前に大変なことが起こりました。「準備はまだかー」と、奥さんと長女を急かしつつ、出発前にトイレに行っておこうと、し始めたところ、チン〇〇を持つ手の甲に蚊がとまりました。

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幸せいっぱいだったのに・・・

このまま、し続けるか、左手にとまった蚊を右手で叩いて殺しておくべきか・・・、ちょっと迷いましたが一度出始めたものは、そう簡単には止まりません。ここ2か月ほど蚊の大量発生に悩まされていましたから、それほど深く考えることなく両方やろうと思ってしまいました。
すると、こうなりました。



どっしゃーん
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うわああああ・・・
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いたるところに「飛沫」が飛び散り、手もズボンもパンツもグシャグシャです。阿鼻叫喚の地獄図でしたが、蚊は殺せましたから、ほっとしました(って違うだろー)。

ようやく出発したものの、本当にプーケットから出れるか心配でした。タイでは実際にやってみないと何が起こるかわからないからです。しかし、軽い渋滞の後、検問をなんなく通過し、パンガー~クラビー~トラン~パッタルンといつもと変わらぬ様子で、ハジャイに入る時だけ車を降りて、パスポートの提示、検温、訪問目的を尋ねられましたが、プーケットナンバーなど一部の地域から来た車両だけ止めているようです。

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プーケットの常設検問所
こんな立派な施設は
国境の街サダオやパダンベーサーくらいしかありません

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県境を越えるには予めオンラインでの通行申請が必要で、
していない場合は検問所脇にある事務所でも可能です

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ハジャイは、ソンクラー県の商業都市で、
マレーシアからの観光客が多い

久しぶりに島(プーケット)から出ると、開放感があります。ちょうど同じ日、
ニュージーランドが感染者数ゼロを達成したというニュースが伝わり、女性首相が「どうですー!」と言わんばかりに勝ち誇って、TBS「サンデーモーニング」司会の関口宏さんも、「なんだか、ニュージーランドが羨ましい」と語っていましたが、筆者に言わせれば、日本の方がどんだけ羨ましいことか・・・

ニュージーランドもタイ同様に罰金、逮捕、拘留など厳しい罰則規定を伴う行動制限の結果としての数字です。一方、日本では、東京ナンバーの車を地元の人が追い返したという報道はあったものの、どちらがいいかと言えば、筆者は迷うことなく日本を選びます。感染者ゼロで勝利宣言するのは、それが
ゴール=今後もゼロをキープするという意思表示と思われ、そこに縛られていたら、もしも信頼のおけるワクチンが開発されなかった場合、この後どうやって国境封鎖を解くつもりなんでしょうか。

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バブル戦略=コロナの抑え込みに成功した、
NZ、オーストラリア、ベトナム、タイだけで交流
するという、
究極の「仲間外れ」政策があるという

ハジャイへの道中では、国道わきにのところどころに物売りがたち、あっちこちで道草喰いながらのドライブは、時間にして約7時間半、シーフード、果物、ローストチキン(クラビー名物?)、焼き豚(トラン名物)、ケーキ(トラン名物)などを、休憩がてらに停車して買い込み、普段なら取るに足らない出来事でも、強制、命令、禁止に明け暮れた2か月半の後では、実に楽しいひと時でした。

日本でも、自粛疲れで、みなさんうんざりしているでしょうから、国内旅行は、車で行ける近隣の観光地を中心に、一時的にはかなりの回復が見込めるかもしれません。ただし、緊急事態宣言が再起動されれば、また振り出しに戻り(スゴロク?)、場所や施設、お店によって明暗がくっきり分かれて、その場合は、かなりの大差がつく可能性もあると思います。

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パンガー名産のチャカチャン

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トラン名産のケーキ

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同じくトラン名産の焼き豚

娘の家は、ハジャイの中心部から車で15分程度の郊外にあり、はっきり言ってド田舎です。プーケットでいうところのビラ(VILLA)のような分譲住宅がところどこにあるものの、それ以外は、ゴム林や放置された土地があるだけで、始めて行ったときは、こんなところで暮らしていけるのかしら、と心配になりました。

筆者は、その昔、トラン県でゴムのプランテーションを営んでいたことがあります。当時は、インターネットの普及前で、友達もおらず、「田舎はもういいや」、そんな気持ちでプーッケトに戻ってきましたが、もう何年も時間に追われる生活が続いていましたから、久しぶりに自然に囲まれていると、こういう暮らしもなかなかいいもんだ、と思えるようになりました。

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庭でコーヒー飲みながらパソコンいじって、のんびり

ただ、プーケットへの帰り道、非常に気になったことがありました。
プーケット~ハジャイ、そして、ハジャイ~プーケットと見てきた中で、車がパトンビーチに入り、家に近づくにつれて、街が死んだように静かになっていったことです。海に面したターヴィウォン通りと、その奥にある200(ソングローイ)ピー通りは、ロックダウンが解除されたというのに、シャッター通りと化して、ほとんど人はいません

しかし、同じプーケットでも、それ以外のエリアでは、コロナ前と比べて目に見えるような変化はなく、GDPの四分の一ともいわれる観光産業が壊滅したというのに、さーっと車を流しているだけでは、その深刻さは、ほとんど伝わってきません。「コロナ危機といっても、大したことないなあ・・・」と感じている人は多いと思われ、それは、リーマンショックのときに、自分の商売にほとんど響かず、状況をまるで理解していなかった筆者と同じかもしれません。

おそらくバンコクや日本でも、似たような状況と思われ、それが政府の政策決定を大きく誤らせることになりはしまいかと心配になりました。

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今月9日から、ようやく解放されたパトンビーチは、人影もまばらで、

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ナナイロードは、生活臭があり、まだ「生きてる」感がある

プーケットに帰ってきたら、15日、れいわ新選組山本太郎さんが都知事選への出馬を表明しました。
小池圧勝ムードの中で、立民、共産、社民の統一候補はいち早く宇都宮健児さんに決まり、野党の票が割れて勝利の目がないようにもみられましたから、よく立候補する気になったものだと正直思いましたが、山本さんの出馬会見を聞いていたら、もしかしたらと思えるようになってきました。

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カイロ大卒(?)の小池さん、東大卒の宇都宮さん、小野さんに対し、
中卒の山本さん


当ブログを読んでいただいている方はご存知のように、昨年から筆者は、れいわ新選組と山本太郎さんにかなり入れ込んでいます。昨年7月の参院選挙特番の「総理になりたいんですよ」発言で関心を持ち、YouTubeで彼の街頭演説を聞いてからは完全にはまって、その不思議なエネルギーに魅せられてきました。じっくり聞かせ、怒り、笑わせ、涙して、泣かせる・・・、タイプはまったく違いますが、田中角栄さんの霊がとりついた(?)かと思いました。

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昨年来、山本さんの行くところ常に人だかりができていたが、
コロナ禍でそれを封じられ、握手も、ツーショットもダメとなると、
現職には、きわめて有利な状況で、それをどう崩すつもりなのか

公約の目玉はバラマキです(表現わるすぎ?)。コロナの影響をモロに受けた自営業者、中小企業、非正規労働者、失業者、学生、スケープゴートにされたパチンコ屋や夜の商売も含めて、困っている人にどんどんお金を配って、配って、配りまくる・・・と聞けば、なんだか怪しい投資商法みたいですが、財源は地方債(都債)の発行で賄い、東京の実質公債費比率(自治体の収入に対する債務返済の割合)1.5%で調達可能な15兆円(最大20兆以上可能とのこと)を国から引っ張ってくるといいます。

国と違って地方行政には通貨発行権がありませんから、純然たる借金となりますが、最終的には全国の知事とつるんで政府に圧力をかけ、日銀に肩代わりさせて一件落着というシナリオで、確かに、これは米国のトランプさんとFRB(米連邦準備制度理事会=米国の中央銀行)が今やっているのと同じ手法だと思います。昨年から話題のMMTを強制的に実行させ、ついでにベーシックインカムの予行演習もしておこうということではないでしょうか。

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なら、地方債を上限なく買い取っても、なんら不都合はなく、

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なら、無利子のままで、
「いつか、たぶん返済します(永久債)」でいいのでは?

とは言うものの、都知事選に政策なんて、まったく関係ありません(ホントか?)小池百合子さんが前回(2016年)の都知事選で約束した「7つのゼロ」が達成されたか否か、確認してる人なんか都内に一人もいないでしょう(断言)。内容すら覚えてないと思います。そして、そのとき野党統一候補だった鳥越俊太郎さん(130万票)は、保守票が割れた(自民・公明が増田寛也さんを推薦し、170万票獲得)というのに、小池さん(290万票)の半分も票が獲れませんでした。

2014年の宇都宮健児さん(98万票)は、原発反対の細川護熙さん(民主党などが推薦、95万票)と合わせても、勝った舛添要一さん(211万票)に届きませんでした。宇都宮さんは、2012年にも立候補し、96万票を獲得していますから、今回も似たような得票になるのではないでしょうか。一方で、2011年の東国原英夫さんは、負けたものの169万票を獲得し、1995年の青島幸男さんは、170万票で、石原信雄さん(自民、社会の相乗り推薦、123万票)を破っています。

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パフォーマンスだけでも勝ててしまう東京って・・・

まるで中身のなかった青島さん(失礼)は、ほとんど選挙運動をやらず、それでも当選してますから、都知事選で勝つには、次のような条件が当てはまるかもしれません。
・政策はよくわからないけど、なんとなく新しいことをやってくれそうで、
・テレビにそこそこ出る知名度のある人

4年前の小池さんは、これに当てはまると思います。

だとすれば、宇宙怪獣的(?)な立花孝志さんを除けば、宇都宮さんは、明らかに新しくなく、しかもじいさんで(失礼)、維新の小野泰輔さんは地味&無名で誰も知らず、そうなると、パッと見派手でチャラチャラしている山本さん(ほめ殺しか?)は、この条件にピッタリです。

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前回の小池さんは、元都知事の石原慎太郎さんに、
大年増の厚化粧」と言われ、同情票が集まり圧勝しましたが、
今回は、なんとなく、こずるさが出てる?
それにしても、ホリエモンはどうなったんだ

小池さんは、受けて立つ側ですから、都知事としての実績&現状維持を訴えていかねばならない割には保守色が弱いようにも感じます。勝敗ラインは、小池さんが170万票以上獲れれば勝つ可能性は高く、一部の票が維新の小野さんに流れて、保守票をまとめきれないようなら山本都知事誕生の可能性もあると筆者は見ています。

また投票率も重要で、55~60%なら公明党を加えた保守票で、保守系候補が横綱相撲の圧勝となりますが、50%程度だと、意外な伏兵に足をすくわれることもあり(青島さんが勝った平成7年は50.67%)、70%前後になると普段投票に行かない不満層が大挙押しかけ、保守とがっぷり四つの展開となり、あの石原慎太郎さんも、1975年の都知事選で233万票も獲ったのに、革新統一候補の美濃部亮吉さんに敗れています。小池さんには、希望の党の大失敗(いったい、何のためにつくった党だったんだろう・・・)という大きな古傷がありますから、選挙戦が始まれば、思ったほど強くないのでは・・・という気もしているわけです。

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初の革新都政誕生となった1967年の投票率は、67.49%
壇上中央が美濃部さん

長い自粛生活で、エンターテインメントに飢えている都民は多いはずで、
意外と盛り上がるかも?

山本太郎さんは、昭和中期を思わせる暑っ苦しいキャラで、筆者は、調子が出ず、何かむしゃくしゃするときはいつも、パソコンの前にウイスキーを持ってきて、「よーっし、今夜は、山本太郎で、一杯いくかー!」と、グラス片手にYouTube見ながら涙(?)しています。街頭テレビで力道山を応援するような感覚かもしれません。

コロナ感染の第二波が来た場合は、厳格なロックダウンを示唆するなど、筆者とは真逆の主張もありますが、まあ、そんなもんどっちでもいいでしょう(いい加減だなー)。筆者は、山本太郎さんが怒った後に、ニコっと笑う笑顔が好きです。

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酒と泪と山本太郎・・・

ナポレオンは、最高司令官でありながら、馬に跨り先頭で突っ込んだことが生涯2度あったといい、それはタイミングを失するのを避けたかったという戦術的な理由以外に、あえて命の危険を冒すことで、仲間を鼓舞し、自分の運を試したかったという話があります。山本さんも、総理を目指す以上、勝負所で躊躇できないと判断したのかもしれません。3年前、首相になるために緑の党をつくったのに肝心なところで決断できなかった小池さんの轍は踏まないという意味でもあると思います。






プーケットで27年 仲間たちよ、また会う日まで・・・

6月1日、タイで規制緩和第3フェーズが発表されました。
マッサージ店が営業できるようになり、ボーリング場、映画館、動物園などが入場制限付きで認められ、県外移動も可能となりました。4日から始まったという第4フェーズの検討では、コンサートやバー、マッサージパーラーなど、残された業種の再開について話し合われるということです。

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5日から、長距離バスも運行再開

一方
6月5日の日本経済新聞によると、日本国政府は、新規感染者が減少傾向にあるタイ、ベトナム、オーストラリア、ニュージーランドの4か国に対し、ビジネス目的の往来に限り、PCR検査の陰性証明書と、行動計画表の提出を条件に、審査に通れば入国を認め、2週間の隔離も免除される案を検討中とのことです。ただし、移動は職場と宿泊先の往復のみで、公共交通機関の使用は禁止される見込みです。

これに関連してなのか、タイでも外国人の入国禁止措置の一部解除に向けての話し合いが行われているそうで、やはり、ビジネス目的(ワーパミ保持者など)で、健康証明書と各国のタイ大使館で発行された入国許可証、入国後に14日間の施設での隔離等を条件に認められる可能性が出てきました。筆者は、これに該当しますが、頻繁に日タイを往復せねばならない事情から、この条件では難しいと思われます。

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タイの新規感染者4名は、いずれも外国帰りです

入国規制の解除に関しては
当地でも様々な見方があり、おそらく筆者は、もっとも悲観的な予測をしている一人と思われますが、楽観論ももちろんあります。

国内の新たな感染者がほぼゼロの中で継続中の各種規制やタイへの飛行禁止、空港封鎖などを鑑みれば、早期の外国人受け入れは、上記のような厳しい条件を抜きにしては考えられず、もしやれば、今やってることの意味も分からなくなってしまいます。一般的には、あり得ないと思われる一方で、いや、そろそろ経済への深刻な打撃が数字上でもはっきり現れてくるから、タイ国政府が方針を変更して観光客を条件付きで受け入れるだろう、という半分願望のような話も一部で出ています。

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こういう風景が戻ってくるのは、
いったいいつになることやら・・・

経済への悪影響など改めて気づくまでもなく、最初から明白でしたから、すべてを考慮に入れての方針のはずで、それを受けて粛々とロックダウンとその解除、経済活動の再開等を決定しているのが各国政府の対応だと思います。

しかし、普通の国ならいざ知らず(?)、ことタイに限れば、突然の手のひら返しも、あり得るかもしれないという見方も確かにそのとおりで、コロナに限らず、いいと言っていたことが、いきなり不可になったりとか、ダメだったはずなのに、どういうわけか認められたりは、当地に長く住んでいる人なら誰しも経験しているはずで、タイでは人知を超えた(?)摩訶不思議な決定や判断は、たびたび起こりますから、今回も・・・というのは考えられない話ではありません。

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人知を超えた決定はあるか・・・

それでも当店は、いろいろ考えた末に、いったん解散することにしました。
上記のように、タイ国政府が意外とあっさり入国規制を緩和するという見方もできなくはないのですが、相手のある話ですから観光客が以前のように戻るまでには相当な時間を必要とするでしょう。

また最近、タイ国政府高官の談話で、しばしば「観光促進」という言葉が出てくるようになったものの、それはタイ人による国内旅行を指してのもので、基本恐がり(?)のタイ人がプーケットに遊びに来るかは、かなり疑問が残ります。

その中で、ソーシャルディスタンスを保つために、テーブル間の距離をとり、スタッフに常時マスクやフェイスガードを着用させて細々と営業を続けるのは、モチベーションが上がらないだけでなく、もしも感染者を出してしまえば、爪弾き袋叩き村八分が待っています(確実?)。

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うーん・・・
こうやるしか、ないんだろうか

しばらく様子を見て、再開するにしても、最初は、筆者と奥さん、手伝えるようなら娘たち等、最小メンバーで日銭を稼ぐ(毎日現金が入ってくるのはありがたいもんです)ようなスタイルになると思われ、ほとんどゼロからのスタートといってもいいでしょう。

6月3日、ひと月ぶりに会ったスタッフは、みな元気そうでした。
申し訳ないけど、しばらく営業再開は難しいと思う。働き口があるようなら、なんとか転職してください。来年か、再来年、再開できれば、その時は呼びますから、もし来れるようなら、また働いてください」

全員に退職金を配って、いったんチーム・ブレイクポイントは解散し、社内共産主義体制は(はあ?)、あっけなく崩壊しました(残念ー)。

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ドドドドドドドドド・・・・
あらあらあらららら・・・

散々だった昨年のローシーズン(バーツ高が影響し、インド洋津波以来の最悪の営業成績)から一転し、12月からのピークシーズンは、スタッフみんなで力を合わせたおかげで、昨年並みの営業成績に持ち直しただけでなく、2月以降は、コロナ禍でどんどんお客さんを減らす他店に対し、当店は、数年来の常連客であるヨーロピアンのおじいちゃん、おばあちゃんたちに守られるように、逆にお客さんが増えていきました。

ガランとして活気のないパトンビーチ界隈で、いつも、おじいちゃん、おばあちゃんたちが一定数いる当店は、道行く人たちの目には、実力以上の姿に見えていたのでしょう。超優良店と勘違い(?)されたようで(みんな年寄り大事にしろよー)、例年なら、はっきりと売り上げが落ちてくる時期なのに、最高売り上げを記録するなど、ちょっとしたコロナ景気に沸いていました。3月22日夜に行政からの閉店命令(テイクアウトのみ)を喰らう直前まで十分に商売になっていたと思います。

みんな本当に頑張ってくれました。
彼らとお店のおかげで、筆者は働くことの楽しさを教えられたと思います。

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また逢う日まで、
仲間たちよ、みんな元気でいろよー
https://www.youtube.com/watch?v=o-bMKTK3Dss

今後予定ですが、まずは娘に会いにハジャイに行き、戻ったら日本人会の引き継ぎなどをした後、帰国しようと思っています。戻ってこれるのは、ずいぶん先になるんじゃないでしょうか。しばらく、プーケットとも、奥さんともお別れです。

それにも増して、
筆者の心を重くするのが、日本には、コロナの100倍恐ろしい年寄りの世話が待っていることです(さっき、年寄り大事にしろって言ってなかったか?)。経験しないと分からないと思いますが、年寄り、それも80代後半に入った後期高齢者と同居するのは命がけ(?)みたいなもんで、生きて帰ってこれるかどうかも自信がありません(ホントだぞ)。想像を絶するほどのエネルギーを失ってしまいます。

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行く末を暗示するかのような、
真っ暗&洪水のパトンビーチ(6月7日)

70代なら、自分が衰えたという自覚があって、「オレも、いよいよヤキが回った・・・」「わたし、もうダメ」と弱音を吐いていても、傍から見れば、それほど変わったところはなく、「いや、まだまだやれますよ」と励ますこともできます。

ところが、80代後半になってくると、誰の目にも怪しくなって、行動もおかしいのに、本人は認めようとせず、周りの人は全員気づいているのに取り繕おうとします。よそで迷惑かけないようにと、さりげなく注意しても、いや、あれはどうだったからとか、これはああだったからとか言い訳、逆切れ、開き直りが続いて言い合いになり、その言い合いも、会話がぜんぜん噛み合わずもうお手上げですが、自分の親なら放っておくわけにもいきません。

気力を振り絞って(ホントだぞ)、また立ち上がり、そして再び挫折しての繰り返しで、どろろーんと、打ちひしがれる日が誰にも必ずやってくると思います(みんな覚悟しとけよー)。

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あらあらあらららら・・・
まただー


日本で何か閃くものがあればいいんですが、年寄りと一緒だと難しいかもしれません。
さて、これからどうすればいいんでしょうか・・・。








プーケットSOS 帰国したら戻ってこれるの?

段階的に規制が緩和されつつあるタイで、5月24日、理髪店を訪れたおじいさんが新型コロナウイルスに感染していたことが分かりました。

5月以降、タイ国内の新たな感染者数は、ゼロか、限りなくゼロに近い数字が続いていましたから(外国帰りのタイ人感染者は毎日数名出ます)、こんなネタでも大きなニュースになってしまったようです。報道では、店名こそ伏せられていましたが、映像は繰り返し流れており、地元の人なら丸わかりで、お店にとっては、再起不能に近い大打撃だったと思います。

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デマや風評だけでも大打撃なのに、実際に感染者が出れば、ジ・エンドだ

そして、こういう話を聞けば、大勢の来店客を相手に商売をやっている経営者は、恐ろしくて営業再開などできないでしょう。テレビに出た時点で、本当にそこで感染したかどうかは問題とされず、「危ないお店」のイメージが浸透して、たとえそれを払拭できたとしても(できない?)、相当長い時間を必要とすると思います。きっとオーナーは、死にたくなるような気分だったんじゃないでしょうか。

昔は家からライ病ハンセン病)患者が出ると、家族ともども大変な差別を受けたといいますが、新型コロナでも似たような状況になりつつあるようで、今後も
再開に踏み切るお店は、祈るような日々が続くものと思われます。

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地域差別、職種差別、家庭内差別、
そして、帰国者差別・・・
筆者的には、ウイルスの蔓延より、差別の蔓延の方がはるかに怖い

一方、営業終了かと思われた近所のファミリーマートは、別のオーナーで再出発することになったようで、しかも、よほど売り上げが悪いのか、店員さんが近所を御用聞きに回ってオーダーを取り、後で配達する「三河屋さん方式」の営業を行っています。

こうなってくると、もはやコンビニとはいい難く、どの業種も生き残るためには、自ら事業形態を壊していくしか方法はないようです。

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へい、まいどー、ファミリーマートですー

日本では、遊園地協会が感染防止のために実施すべきガイドラインを発表し、
・ジェットコースターなど乗り物は、大声で叫ばない
・お化け屋敷のお化けは、来場者に近づかない、悲鳴を上げさせない
・ミッキーなどの被り物は、子供に触らない、触らせない
・ヒーローショーは、子供に声援を送らせない、場を盛り上げない
という恐るべき内容で、だったらやるなよと言いたくなりますが、こんな話を大の大人がクソ真面目に話しているのかと思うと、「大丈夫か?」と心配になります。

今後プロスポーツやコンサート、お笑いライブ、寄席などでも、観客を入れる場合は、極力盛り上げないよう、ウケないよう、指導されることになるのでしょうか。少し騒がしくなってくると、選手や演者が試合や演目の途中で動きを止め、来場者に向かって、人差し指を口に当てながら、「シーっ、みなさーん・・・、冷静にー、レ・イ・セ・イに・・・」と、声を出さずに口パクするのが常態化していくものと思われます(ホントか?)。

そして、つい盛り上がってしまうと、憲兵隊(?)が自粛警察を引き連れてズカズカと舞台に上がり、「はい、それまでだー、中止-っ、みんな動くなー」ということになるんじゃないでしょうか(まさか・・・、でも、あり得るぞー)。

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みんなー、今日も盛り上がらないでくれて、ありがとー
シーン・・・

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それでは、みなさーん、ご唱和しないでくださいー、
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選手と観客1万人でやる無言の「ダー!」は、かなり不気味だ


昨年行われたラグビーワールドカップでは、日本人選手と外国人選手が同じチームで力を合わせて戦い、それを見ている人が心を一つに応援してと、ある意味、グローバル化が最終段階に差し掛かっていることを示すような出来事でしたが、今思えば、あの大会は、一つの時代の終わりを象徴していたのかもしれません。

今、プーケットで暮らす在留邦人にとって、営業できない等の経済的な事情以外に、最も頭を悩ませているのが、いったん帰国したら、いつ戻ってこれるか判らないという問題です。非常事態宣言は解除されず、タイへの飛行禁止(=事実上の外国人入国禁止、タイから外国への飛行は可)、プーケット空港封鎖が続く中で帰国すれば、タイへの再入国は、ほとんど見通しが立ちません。しかも、タイだけでなく、外国で暮らしている、あるいは、外国人と結婚した人なら、世界全体みな同じ境遇かと思われます。

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3年後は、日本人だけでリモート・ワールドカップ?

ちなみに我が家では、
・長女はプーケットにいて、ドイツで暮らす夫や息子と離れ離れの状態で、
・次女は、4月初旬にハジャイに行ったきり、いつ戻ってこれるやら、
・三女は、4月上旬、筆者の代わりに母の身の回りの世話をするため東京へ・・・、

筆者夫婦は、一緒に暮らしていますが、帰国すれば当分会えない可能性は高く、戻ってこれなければ自動的に、お店の再開もできないと思います。10年前なら1~2年放っておいても心配いらなかった母も、既に80代後半で、とても一人で何週間も置いておくわけにはいきません。

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離れ離れになった夫婦や恋人たちには

リモートセックスが奨励されるだろう
「あ、そこ・・・」「どこ?」
「・・・そこじゃない」「だから、どこよ」
「きもちいい?」「ぜんぜん」
って感じ?

あるいは・・・
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タピオカを口に入れて、ヴァーチャル・キスというのはどうでしょう
チョコ味なんかも、いけるんとちゃう?

希望的な話をすれば、6月末でタイの非常事態宣言は一旦解除され、外国人の入国規制は、一部緩和される・・・ですが、観光産業に従事している人ならともかく、一般的なタイ人は、早急な外国人の受け入れには反対の人が多いのではないでしょうか。

もたもたしているうちに、秋から冬と予想される第二波が来てしまえば、そんな話は消し飛んで、来年まで入国規制が大幅延長される公算はかなり高いと筆者はみています。場合によっては、3年くらい生き別れになることも十分あり得ると考えています(3年なら御の字かも?)。

出入国以前に、タイでは今のところ県を跨いで移動することも容易ではありません。当店スタッフが先月帰省した際にも、ひと悶着ありました。外国人の多いプーケット帰りだと特に警戒されるようで、14日間、小学校の敷地に入れられ、夫婦別々の教室で隔離すると言われたそうです。慌てて知人であるプーヤーイ・バーン(村長さん)に電話して県境まで来てもらい(車でビュンビュン走って1時間はかかる)、事情を説明して、なんとか村での自主隔離に変えてもらえました。

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パトンビーチで
真っ黄色のシャツに、迷彩柄の短パン履いてる兄ちゃんが、
ピーっと笛を鳴らして、怒鳴ってるから、なにかと思えば、警官だった
勤務中だったようだ

日本では、ここまでやりませんが、物理的に移動できるかどうかとは別に、心の問題・・・、つまり、しばらく会っていない人と会おうとした際、こちらが外国帰りや、他県から来ている場合は、相手が会う気になるかどうか・・・、おそらく筆者が帰国しても、よほど親しい人でなけでば、少なくとも2、3年は誰も会ってくれないんじゃないかと今から覚悟はしています。ある種の差別と言ってもいいかもしれませんし、無理にコンタクトを取ろうとしても、白々とした雰囲気が伝われば、こちらもいい気はしませんから、交友関係にひびが入らないよう「空気」を読まねばならないでしょう。

見知らぬ土地に行き、いろんな人と巡り合って、珍しい経験がしたい・・・そういうノリで旅を始め、その延長線上に今の暮らしがあり、結婚して当地に定着するようになった後も、旅の途中のような気分が抜けきれませんでしたが、いよいよ年貢の納め時が来たのかもしれません。ワクチンの開発など、いつになるか分かりませんし、それまで、ずっと「こんな調子」なら、生きている意味すら分からなくなってしまいます。

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地球を歩いちゃダメな時代が来た?

ただ、もしも、短時間で正確に判定できる検査キットが開発されれば、ずいぶん状況は変わってくるのかもしれません。空港での検査が容易になれば、少なくとも入国規制は大幅に緩和されるはずですし、家族がチリジリ、バラバラで暮らす状況はなくなると思います。日本がワクチン開発で米中に勝利する可能性はかなり低いと思われる反面、検査キットの開発なら今の国力でも十分可能で、ワクチン開発と比較しても、むしろこちらの方が有望なように感じます。日本が久々に輝く瞬間が訪れるかもしれません。

しかし、現状では、ワクチンも、信頼のおける検査キットもありません。状況からみて、タイでも、日本でも、外国人への入国制限は、そんなに簡単には解除されないでしょう。それでも帰国すべきかどうか、決断の時は迫っています

気分が塞ぎがちな人は、ぜひ、この動画を見てください。日本中がくそ真面目になっている中で、国宝級の不真面目さです。

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自宅の庭や、その辺の公園で、未確認生物を次々と捕獲
チーム高橋を、みんなで応援しようー
世界を「正気」に戻すのは、この「情熱」だ(断言)

https://www.youtube.com/watch?v=AitGvoIMjKs
https://www.youtube.com/watch?v=mlx3leM_sYU